わたしは2002年に中途採用のメイト社員として当時の伊勢丹に入社し、新宿店の食品に配属されました(転職4社目です)。伊勢丹のひとつ前、軍隊のような会社(不動産関係)で働いていたわたしは、伊勢丹新宿店で働いている方々の姿をみて驚きました。・・・・なんということでしょう・・・。
社員だけじゃなく時給制社員も、当時「契約社員」とも言われていたメイト社員も、取組先の従業員のみなさんも、みーんなキラキラしていて、この店で働いていることを誇りに思って働いていた(ようにわたしの目には映った)のです。
軍隊(のような会社)から来たわたしは思いました。「早くみなさんの役に立てるようになりたい、認められるようになりたい、がんばろう!」と。
・・・それから早20年、わたしの職業人生における在籍記録を更新し続けている今でも、この会社に入ってよかったと思っています。しょっちゅうヘマもしていますが、みなさんに助けてもらいながら、毎日ヒーコラヒーコラバヒンバヒンとやっております。
さてさて、昨年度から、三越伊勢丹グループでは風土改革の一環として「従業員エンゲージメント向上の取り組みを推進する」という発信がされています。従業員ひとりひとりの「働きがい」を高めることを目的に、その土台として、「お互いが信頼感をもって安心して働ける環境となっているか」という観点でやっていく。とのこと。
“エンゲージメント”。直訳すると”契約”や”婚約”。 人事領域においては”企業に対して従業員が持つ愛社精神や思い入れ”などといった意味で使われています。 そして愛社精神や思い入れがあると、自ら目標達成や会社への貢献につながる努力をするようになるとも・・・。フフフ。
「そんなうまく行くものか」と、思う方もいるかもしれません。もしかしたら「愛社精神なんてどこにしまったかしら」と、思う方も。
確かにこういう分野で何かに取り組んだとしても、目に見えないので効果を感じにくかったりします。そういう点からすると、とーっても難易度が高い取り組みにも思えます。そもそも誰かに仕込まれてどうにかなるものではないのかもしれません。
しかし!しかし!!しかし!!!
“労働者の本質的な幸せ”を追求していくうえで、これってすごく大切なことなのですね、
だって「自分の仕事がお客さまのこういうところで役に立っていて、こんなお困りごとの解決につながっていて、誰かの幸せにつながっている!この仕事やっていてよかった!」と思えたならば、それは幸せじゃないですか。
週に3日だろうが5日だろうが、6時間だろうが7.5時間だろうが、その時間が小さな幸せにつながっているならば、仕事していて楽しいじゃないですかー―――!!

そして、その楽しい時間は誰かが整えてくれるのを待つのではなく、自分が楽しいと思う事は自分がいちばんよくわかっているし、感情は自分の中から出てくるものなので、自分で作ったほうが早い。自分の感情は自分でコントロールできる(はず)。時に鍛錬が必要なこともあるしれませんが。
そして時に、人から言われて気づくこともあると思います。わたしも過去に「いつもおいしそうに食事しているね」と言われ、気恥ずかしさを感じた一方、(食べるの好きだからな~、食に関わる仕事で正解だったかも、と)ありがたい気づきもありました。
だからメンバーのみなさんにとって何が楽しいのか、自分らしく働くためのモチベーションの源泉を探すきっかけ作りなら、会社としても組合としても取り組んでいけると思っています。
そんな感じで、しばらくワーク・エンゲージメントについてお伝えしていこうと思います。よろしければ続きも読んでみてください。
次回は5月31日UP!シリーズ・ワーク・エンゲージメント第2回は「キャリアなんてものは」です。
「シリーズ ワーク・エンゲージメント」スケジュール
5月24日(水)(今回)その①「働くことは楽しいのか」
5月31日 (水)その②「キャリアなんてものは」
6月7日 (水)その③「結局のところ何で出来ているの」
6月21日 (水)その④「報酬がセットなら尚うれしい」
6月28日 (水)その⑤「さっそく診断してみよう」
7月12日 (水)その⑥「自分の時間は自分で」