知っておこう!介護のこと③「介護保険を申請するには」

 前回はいきなりお金の話をしましたが、65歳以上の人が行政の介護サービスを受けるには、市区町村が実施する「要介護認定」を受け「要介護1~5」に認定される必要があります。ちなみに40歳から64歳までの人は、介護保険の対象となる特定疾病の場合に、介護サービスを受けることができます。

 認定の申請は本人が住む市区町村の介護保険課や、「地域包括支援センター」でおこないます。“あれ?介護かな?”と思ったら、まずはお住まいの地区の「チイキ ホウカツ シエンセンター」に相談に行きましょう。

 そして認定調査がおこなわれた後、1~5の「要介護度」によって、介護サービスの支給額が決定します。

 ところが 「認定調査の当日、普段は何もできない親が家を片付け、きちんと着替えまでして、“自分は大丈夫です!!”アピールをしたため認定されなかった。介護認定を受けられないとサービスを受けられないので、家族としては困ってしまった」といったケースが実際にあるとのこと。

 要介護度がひとつちがうだけで利用限度額がこれだけ異なるため、シビアな問題です。

 世代によっては“外部の人に弱いところを見せたくない”といった意識がはたらくこともあるかもしれません。ご本人の気持ちにも寄り添いながら準備していく必要があるんだな~と考えさせられます。

 介護のことは人に相談しにくかったりする側面があり、なかなか表面化しづらく、自分で何とかしなければ・・と思いがち。

介護サポート百科や行政のサービスと組み合わせて、仕事やプライベートとの両立を検討してみてください。

 組合では介護のプロをおまねきした相談会も随時開催しています。介護ど真ん中の方だけでなく、なんとなくどんな感じか聞いておきたい方もOKですので、ぜひご利用ください。

以上、「知っておきたい介護のこと」でした。

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