2022年年頭のご挨拶
昨年は、一昨年より続く新型コロナウイルスの影響を受けた商売は少しずつ回復しつつも、営業に関する一定の制約が続いたこと、生活や行動変化を背景としたお客さまのニーズや価値観も大きく変わった状態が続き、商売を共にするお取組先の状況等も含め、百貨店や商業施設の枠組みを中心とした私たちの商売は、厳しい環境が続いています。
一方、下期に入り感染予防の定着効果やワクチン接種が進んだこと等もあって、感染状況は落ち着きを見せてきました。しかし、まだ完全に安心を出来る環境ではないことから、引き続き感染予防対策や社内環境の維持には、十分注意をしていきたいと思います。
商売を取り巻く環境は、見通しが難しい状況が続いています。この環境を踏まえて、労働組合は従業員が安心して働くための基盤である「生活を最大限守る」ことを念頭に置きながら、引き続きグループと各社動向は十分確認し、良質な危機感を持って「雇用・労働条件の維持・向上」と、「その前提となる企業存続・発展」に繋げる活動を最優先に取り組みます。
また、昨年度から北海道統括支部の各社が新たな「企業ヴィジョン」の実現に向かい、企業構造の課題を踏まえたビジネスモデル(商売のあり方、従業員の働き方等)の転換や、企業を成長軌道に乗せるべく重点ポイントへの注力等、スピードを持った変革が進み始めていると捉えています。
労働組合としても、「私たちのありたい未来」を創造し続けること、この変革を「従業員が想いを合わせて乗り越える体制、働く環境」を作ることや、そして未来を見据えた中で「従業員が主体性を持って、最善の道を選択する意識や環境」など、従業員が前向きに取り組み、歩みを進めていくことが出来るよう活動を進めます。
そのための現場活動として、従業員が企業ヴィジョンの実現に向けた経営戦略を理解し、納得感を高めた上で、各々が主体的な行動に繋げることが出来るよう、現場組合役員(執行委員、評議員、職場委員)と連携した意見集約、取り組みを進める中での現場実態を踏まえた課題解決を進めます。
本年、北海道統括支部の各百貨店では、周年記念(丸井今井札幌本店創業150周年、札幌三越開店90周年、丸井今井函館店開業130周年※北海道百科は昨年設立30周年)を迎え、想いを新たに様々な取り組みを進めます。
北海道統括支部の各企業は、「北海道」に根差した企業として、そこで暮らす人たちに心豊かさや、北海道の良さや商品を届けることを通じて地域に貢献し、この先も共にあり続けたいと考えています。
北海道統括支部の従業員は、各々の働く場所や携わる仕事はそれぞれ違いますが、こうした共通の想いを一人ひとりが胸にしながら、それぞれが担う役割の中で日々改善、向上に努め、企業ヴィジョンの実現に向かっていきたいと思います。
厳しい商環境は続いていますが、この難局を何としても乗り越えるべく、想いを合わせて立ち向かい、私たちが誇りと自信を持って働き続ける北海道随一の企業を実現していきましょう。組合執行部や各組合役員、メンバーの皆さんと「ALLメンバー」で取り組んでいきたいと思いますので、引き続き、組合活動へのご理解、ご参画をお願いいたします。
最後に、皆さまの今年一年のご健勝とご多幸を祈念申し上げて、年頭の挨拶とさせていただきます。
三越伊勢丹グループ労働組合 北海道統括支部執行委員長 玉谷 謙一朗