【社会貢献】東北復興支援企画 次世代につなぐ ~石巻の今を知ろう!~【その2】 特派員:工藤翼さん

仙台三越支部の工藤です。
今回、本部東北復興支援企画の、『次世代につなぐ「石巻の今を知ろう」』にスタッフとして参加してまいりました。
私自身石巻出身ではありませんが、生まれてからこの宮城の地で過ごし、東日本大震災も経験しました立場として、全国からご参加下さった皆さんと企画ツアーを通じて感じたことを、本ブログに執筆させていただきます。

今回は、2日間の行程で震災遺構を2カ所含む視察と防災訓練・ボランティア活動を行いました。
震災遺構『門脇小学校』では、被災した建物の中に実際に入り、津波後の火災の様子や当時使用した仮設住宅を視察しました。

門脇小学校 外観
門脇小学校 内部

語り部さんから震災当日の状況や、適切な避難指示がなされ学校にいた児童224人が無事であったことを聞き、参加者の皆さんは目の前で見ている建物のダメージと非難できた児童数を比べて、平時の際に行っていた避難訓練の重要さ改めて再認識していました。
ある参加者からは、『自身の職場や自宅(町内会)など生活を主にしている場所での避難情報のアップデートをすぐにしたい』、とお話をされていました。

もう1カ所視察しました震災遺構『大川小学校』では、震災当時大川小学校に在学されており被災された只野さんから、震災前の大川小学校の状況や震災後、そして12年経った今と、幅広くお話をしていただき、現在の建物の視察を行いました。

Team大川 只野さんのお話(画面右側めがねの方)
大川小学校 見学

只野さん自身が、当時の津波被害に関して想うことや避難の在り方のお話、そして『大川小学校の津波被害は人災である』という言葉に、参加者の皆さんはいろいろな事を想い、感じたと思います。
私は当時仙台の中心部におり、震度6弱の揺れが起きて、揺れている最中はもちろん揺れがおさまった後も、自身がどのような行動を取ればいいのか判断ができなくなっていました。

大川小学校 

裏山から

参加者の方からは、当時テレビの報道で東北地方の被災状況などを見聞きしていたが、どの程度異常なことが起きているかであるか想像できなかった』、とお話をされていました。只野さんのお話を聞き、誰もが想像していない規模の地震でしたが、地震後の避難の動き方を平時から考えていれば助かる命があったということは、私含め参加者の皆さんが思ったことです。
大規模地震が起きたことは天災かもしれませんが、その後の我々の避難行動や意識の仕方が、何よりも重要であると改めて再認識しました。

最後の行程では、『雄勝ローズファクトリーガーデン』にてガーデンボランティア講習と防災講習をおこないました。
私が参加した防災講習では、一般社団法人雄勝花物語共同代表などを務めていらっしゃいます徳水さんに、東日本大震災の雄勝の被災状況や、震災から学べることなど幅広くお話をしていただきました。

防災講習受講中
炎天下のなか雑草の除去

地震国である日本は、今後も各地方で大規模地震が想定されており、徳水さんの講習を聞いたり当時実際に避難した雄勝地区で避難した山に実際に登ってみたりして、参加者の皆さんは、自分の生活圏内でどんな防災対策をしなければならないか、についてその場で確認し考える良い機会になったと思います。
今回家族でご参加された方からは、『家族で震災の教訓や防災に対する意識を共有できてよかった』とお話をされていました。

ローズガーデン入口にて

今回の企画行程を望むにあたって、私が年頭においていたことは、『12年経った今だからこそ石巻という地から得られることがある』、ということです。
私は自支部の活動やプライベートで毎年石巻に行き、その都度感じることがあり、そしてそれは毎回違うことを感じさせられています。
つまり、石巻は震災を経てから常に変わり続けているということです。
今回ご参加いただいたある方は、『初めて石巻に来ました。震災後行こう行こうと思っていたが12年経ってしまい・・・、ただ今回来ることが出来て本当によかったです。
現地の方とのお話、防災における知識は、地元・職場に戻ったらすぐに共有したいです。』
とおっしゃられていました。
また、震災当時は1歳で震災の記憶がない中学生のお子さんも今回ご参加いただきました。
企画を通して、『当時の被災状況や普段から防災における備えの重要性を学び、今回学んだことを発信しながらこれから生活していきたい』、とお話をされていました。
初めて石巻にいらっしゃる方、何回も石巻にいらっしゃっている方、背景は様々ですが、その時その時で感じることは多くあります。
是非、今後もIMGUとして企画する行程はもちろん、石巻という地にお越しいただければと思います。
そして、感じたことを一人でも多く周りの方にお話をし、皆さんで『次世代に継承』し続けていけたらいいなと思っております。
最後に、今回の企画行程のフォローをしていただきました石巻関係各所の皆さま、本当にありがとうございました。

がんばろう石巻の看板前にて

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