6月30日(月)に経営懇話会を開催し、収支状況や防火防災、若手育成について確認をしました。
内容を一部抜粋してご報告いたします。
Q:目標設定で年度予算への関心が高い時期ということもあり、苦戦している現在の状況下で今年度の予算に対してモチベーションの維持が難しいという声が複数挙がっています。2四半期以降の戦い方を含め、現在の状況をどのように捉えているか教えてください。
A:小川さん
「期初予算設定の時点では、第1四半期のコンディションが昨年に比べて多少厳しくなることは見込んではいましたが、ここまで深刻になるとは想定していませんでした。ただ、61.8億円という予算は、昨年比でみるとそこまで大きな伸び率ではありません。 ですので、ある程度の苦戦を読み込んだうえでの「61.8億円」と見ており、現時点で「達成できない」という捉えは全くしていません。第2四半期以降でしっかり取り返すことができると思っています。
仮に当初の売上予算を落としたとしても、発信している構造改革メニューをやりきれば、営業利益は確保できるコンディションにあるということです。 HDSやエコノミストの見通しでは、8月以降にインバウンドは回復してくるという予測もされています。 万が一もっと悪い状況に陥るようなことがあればもちろん改めて考えなければなりませんが、現時点では期初予算達成を諦めていません。」
二村さん
「トップラインを上げていくことが重要になってきます。 海外個客売上が低調ではありますが、国内売上は累計でなんとか100%を維持できているので、決して後ろ向きになる必要はありません。 ただし、第2四半期が非常に重要で、良質な危機感を持って商売を丁寧に取り組まなければなりません。 そのときに大事なのは戦略で、個客業戦略のプロセス活動の強化・実践に尽きます。 その中でも識別顧客の優良化がもっとも大事で、逸品会やクリスマス特招会といった上位顧客向けの施策で一つ上のGCPグレード体験を高めていきたいと思います。
2つ目は、個客との継続的な関係性づくりという観点からも東京への送客も強化していかなければならないと考えます。
3つ目は、集客と識別化です。これは前年にない施策やアプリのキャンペーンにしっかり取り組むことが必要です。また、全館プロモーションの強化も必要です。あわせて、業務フローもこのタイミングでもう一度見直したいと思っており、営業政策チームでは3ヵ月大綱の改定やCRM施策の修正などに着手しています。」
左中さん
「売上が苦戦していて皆さんもかなり不安になられていると思います。
4月から6月の数字を見ても、危機感はかなり持たなければならない状況です。現在のトレンドでいくとインバウンドが数十億円規模で年間売上を落とす見込みではあります。 ただ、国内個客売上を前年比105%まで伸ばせられれば、インバウンドの落ち込み分をカバーし全体で昨年と同等の売上までは戻せると見込んでいます。
そういう意味でも、国内個客の売上をどこまで上げられるかが大きなポイントになります。
世の中的には景気がいいですし天神や九州の小売自体は好調とも聞きます。 岩田屋三越においても、昨年はリモデルでクローズしているショップが多かった一方で、現在はほぼフルオープンしていること、そしてアプリ会員が増えていることなどを見ても売上が下がる要素はないのに、実際は売上が下がっているという状況です。これは戦略がうまく進んでいないとも捉えられ、「利用拡大」の部分にしっかり取り組まなければならないと考えています。 また、売上は下がっていますが、販管費は人件費や外部委託費などさまざまな要因で上がっています。この点ついては、作成している販管費削減プランを実行に移していくところです。
ここからはスピード感を持って取り組むことが大事です。 第2四半期からは全員で目線を合わせながら、急ピッチで「優良化(=利用拡大)」と「販管費削減」の2つに絞って取り組みたいと思っています。全員で一丸となって取り組んでいきましょう!」
組合・三浦さん
「直近の識別顧客のコンディションが上昇してきていることも共有されていますし、7月クリアランスを迎え8月インバウンドの復調の兆しも含めると、まだ巻き返せるということを組合からもメンバーに伝えてモチベーションアップにつなげていきたいと思います。
難しい状況の中ではありますが、現在協議をさせていただいている処遇改善の話は途切れないように、引き続きよろしくお願いいたします。」
