中期経営計画(22~24年度)について解説します(後半)

皆さん おはようございます。

決算説明に関する解説の第4回目ということで「中期経営計画(22~24年度)」の後半の解説をしていこうと思います。ちなみに前回は“中長期戦略の進捗状況”“今後の財務計画”について解説していきました。詳しくはこちらを見て下さい。⇒中期経営計画(22~24年度)について解説します

後半の今回は“国内関連事業について”“まち化戦略”“10ヶ年キャッシュアロケーション”について取り上げていこうと思います。

ちなみに前回もお伝えしましたが、いつも会社のHPで発表される決算関連の資料は大きくわけて3つありますが、“決算説明会”のコメント付パワーポイントPDFを見ると全体感がつかめますので、まずこれを見ていくのがおすすめです!

【今後の国内関連事業について】

ここでは22年から24年にかけての3つの取組みについて発信されています。

3つの取組みは、経費の見直し、外部への売り込み強化、外部収益を高めるの3つの切り口になっています。

<ここでのポイント>

売上高については、22年度から23年度にかけての伸びが大きくなっています。

以前も解説しましたが、本年度のセグメント別の“その他“における売上高目標は228億円と前年+28億円する計画を立てています。また営業利益目標も25億円と前年+11億円する計画を立てていまして、これは百貨店業についで伸ばしていかないといけない計画になっています。

※詳しくはこちら⇒2024年3月期(23年度)通期計画を解説します –

「その他」には国内関連事業以外の内容もふくまれていますので、一概に言い切れない部分もありますが国内関連事業の計画進捗がグループ全体で重要なポイントになることは言えると考えられます。

【まち化戦略は今後どう進んでいくの】

まち化の準備フェーズということで、着工のタイミングにあわせて徐々に準備を始めていくことになります。

<ここでのポイント>

今回開発に向けた可能な保有不動産物件ということで、新宿周辺物件、日本橋物件、大都市を中心とした物件ということが記載されています。まずは新宿、日本橋が計画を進めるエリアになっていくと思います。

また開発にむけた資金計画についても今後検討していくことが語られました。

【10ヶ年キャッシュアロケーション】

今後不動産を中心にまち化を進めていく上ではキャッシュフロー計画が重要になります。

今回の計画では営業全体にかかるキャッシュフローのうち、不動産開発への投資に25%~30%に加えてアローワンスとして18%~30%からもまち化につながる成長投資にあてていくことが示されました。

併せて株主への配当についても全体の10%~12%にくわえて、アローワンスからも配分していくことが示されています。

<ここでのポイント>

■キャッシュアロケーションとは、

営業資金に関する予算の配分のことで、ここでは10年間における資金配分をどうしていくかを説明しています。

■総還元性向とは、

企業が得た利益をどれくらい株主に還元しているかを示す財務指標をいいます。

計算式に表すとこちらになります ⇒総還元性向=(配当支払い金額+自己株式取得総額)÷当期純利益

これにより、株主への配当が多くなるのと、ROEが高まります。

ROEを高めていくことは前回も解説しました⇒詳しくはこちら中期経営計画(22~24年度)について解説します

ということで、全4回にわたって決算説明について解説してきました。

グループ全体の方向として重要な“まち化”や“グループ連邦”と言った取り組みの進捗は今後も取り上げていきたいと思います。

また皆さんからも“これってどういうことなの?”ということで取り上げてほしいテーマなどがありましたら、ぜひ山口までご一報頂けたらと思います。

ではでは、今回はここまで。

最後までお読み頂きありがとうございました~

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