心理的安全性が低いチームの会議って?

毎月連載しています心理的安全性を担保することの大事さを伝えるこちらの記事ですが、今回はそもそも心理的安全性が低いってどんな状態なんだろ?ということを触れていきたいと思います。

ということで、とあるチームの会議の様子です。

場面: 新規事業の企画会議

登場人物:

  • Aさん: 新規事業の企画立案を担当する、慎重な性格の社員
  • Bさん: 新規事業に対して積極的な意見を持つ、少し攻撃的な社員
  • Cさん: Bさんに同調しがちな、中立的な立場をとりがちな社員
  • Dさん: 新規事業の成否を強く意識している、プレッシャーを感じている社員

Aさん: この企画、ちょっと無理があるんじゃないですか?市場調査の結果を見ても、競合が強すぎて、成功するのは難しいと思います。
Bさん: またAさん、いつも否定的なことばかり言うんですよね。そんなことばかり言ってたら、何も新しいことはできないですよ。
Aさん: 否定的なんじゃなくて、現実的なことを言ってるだけです。
Cさん: Bさんの言う通りですよ。Aさんの意見は参考になりません。もっと前向きな意見を出しましょうよ。
Aさん: (ため息をつきながら)でも、リスクを考えずに安易に進めるのは危険ですよ。
Dさん: (小声で)でも、この企画、会社にとってかなり重要なプロジェクトなんです。失敗は許されないし。
Bさん: Dさん、何か言いたいことがあるならはっきり言いましょうよ。
Dさん: いや、特に。
Aさん: (Dさんの方を見て)Dさんも、この企画に不安を感じているんですか?
Dさん: (うつむきながら)そうですね。
Cさん: みんなで協力すれば、必ず成功させられるはずです。
Aさん: (苦笑しながら)皆さんの熱意は伝わりますが、もう少し現実的な視点も必要なのではないでしょうか。
Bさん: 現実的な視点?そんなことばかり言ってたら、何もできないですよ。


(会議室は、一触即発の空気に包まれる。)

    ↓

正直、こんな会議いやですよね。。。私だったら出席するのが憂鬱になってしまいます。
心理的安全性が低いと話したいことも話せず、会話がかみ合いにくくなってしまいます。

どうしてこんな空気になってしまったのか、もう少し詳しくみていきます。まず全体的に会議に臨む目的が統一化されていない状態が見受けられます。また参加者同士がお互いに利害を主張し合っていて一体感がない雰囲気が見て取れます。更に1人1人が当事者意識を持った会話になっていないです。

とはいえ、日々の会議か業務なのかで、こうした気まずい空気になる経験ってあると思います。こうした不安な気持ちが充満している状態こそ”心理的安全性が担保されていない状態”と言えます。

こんな雰囲気でいいアイデアは出てきませんし、どんどんモチベーションも下がってしまいます。では、こうした状態ならずに”みんなが1つの目的に向かい主体的にかつチームとして進めていける状態”になるためにはどうしたらよいでしょう?

ということで次回は、具体的にどうしたらよいかについて解説していきたいと思いますので、今回は少しもやっとした終わり方になりますが次回(3月3日を予定)をお楽しみに!

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