心理的安全性が高いことと『ゆるい』は一緒?

今回は、心理的安全性が高いチームと【ゆるい】チームの違いについて解説していきたいと思います。

【とある会議の様子】

場面: 新規プロジェクトのキックオフミーティング

登場人物:

  • Aさん: チームのムードメーカーで、いつも冗談を言っている
  • Bさん: 新規プロジェクトのリーダーで、「ゆるい」雰囲気作りを心がけている
  • Cさん: 真面目な性格で、プロジェクトの成功を強く願っている
  • Dさん: 新規プロジェクトへの不安を感じている、少し内向的な性格

Bさん: みんな、新しいプロジェクトが始まるぞ!まずは肩の力を抜いて、リラックスして話していこうぜ!
Aさん: おー!飲み会みたいで楽しー!
Cさん: でも、このプロジェクトは会社にとってかなり重要なものなんですよね?
Bさん: そうだけど、そんなに堅苦しく考えなくても大丈夫だよ。みんなで力を合わせて楽しくやろうぜ!
Dさん: (小声で)でも、具体的な目標とか、スケジュールとか、まだよくわからないんですけど…
Aさん: いやいや、そんな細かいことは気にしなくていいんだよ。とにかく、みんなでワイワイやることが大事でしょ!
Cさん: でも、プロジェクトの成功のためには、しっかりとした計画が必要だと思うんですけど…
Bさん: (笑)Cさん、そんなに堅くならないでよ。仕事なんて、程々にやるもんでしょ。
Aさん: そうそう!遊び感覚でやらないと、つまらないじゃん。
Dさん: (うつむきながら)でも、私はちゃんと責任を持って仕事したいんです。
Bさん: いいじゃん、Dさん。そんなに自分を追い込まなくても。
Aさん: みんな、もっとリラックスして!ほら、お菓子食べながら話そうよ!

【なんでも言えるのと”ゆるい”はぜんぜん違う!】

どうでしょうか?会議の雰囲気としては、なんでも話し合える環境になっているとは思います。でもこれではかみ合っていませんね。この調子で物事がすすむと、計画もたてられないままプロジェクトが終わってしまいそうですね。メンバーのモチベーションも低下し、チームワークという概念すら破綻してしまいそうです。

ちなみに今回、会議を進めるポイントについてはまた別の機会にと思いますが、”5W1H”に挙げられるような決めるべきことはある程度整理した上で進める必要があります。これも決めずにただ言いたいことを言い合う会議はゆるい会議に当てはまります。

【どういう会議がいいの?】

心理的安全性と高めつつ、より密度の高い会議するためにはこの会議で決めなければならないことを共通認識化した上で、以下の4つを意識することが大切です。

  1. 量を重視する(可能性をどんどん広げる)
  2. どんなアイデアもOK(既成概念を壊す)
  3. 否定しない(自分の価値観を押し付けない)
  4. 最後まで聞く(自分の言いたいことを先に言わない)

この4つ意識するだけで、どの参加者の発言も尊重しながら決めるべき所へと全員で着地させていくための意見交換になりますので、ただただみんなが言いたいこと言い合う会議とはまったく違う方向にすすんでいきます。これが心理的安全性が高い会議の効果と言えます!

【まとめ】

今回は、”心理的安全性が高い会議”と”ゆるい会議”の違いについて解説してきました。

心理的な不安を与えないようにすることに意識しすぎると”なんでも言ってよい雰囲気を作るだけ”になってしまいがちですが、それでは結果として成果が出せずチーム全体のモチベーションは低下してしまいます。

一定のルールや方向性を示しながらも”決めつけないで自由な発想を話し合える場”にすることで様々なアイデアも出てきますしチームの一体感につながりますので、ぜひ今日からチャレンジしていただけたらと思います。

今回は以上です。また来月もおたのしみに👍

組合:山口

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