これまで心理的安全性について様々な切り口で解説をしてきました。
今回は、心理的安全性の著書『恐れのにない組織「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』で紹介されている、具体的なケーススタディについて解説していきたいと思います。
『恐れのない組織「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』ってどんな本?
エイミー・C・エドモンドソンの研究をもとに書かれた著書で、内容を一言で表すと『「恐れのない組織」になることは「どんなことも伝えあえる組織」になり、これが勝つために動くチームにつながる』ということでした。
もう少し解説すると「チーム内でのコミュニケーション(なんでも話せる関係性)がとれていれば、チームが目指す方向に有効な情報を持っているメンバーがいた時に、その情報を全体で共有することに臆せずできる」ということでした。
どういうことかといいますと、チームで目指す目的の達成や、誤った方向を修正することに有効な考えや情報を持っている人が、チーム内でその情報を共有しなかったら達成することも回避することもできません。
ですので、日頃からどんなことも話し合える関係が出来ていることが成果をあげるチームになるということでした。
どうしたらフィアレス組織ができるの?
次にフィアレス(恐れのない)組織を作るポイントについてこの著書では触れています。ポイントは「率直さ」と「参加」ということで、勝つためにみんながプレーしている状態にすることが重要になるようです。
具体的には、①遠慮なく失敗する(失敗を隠蔽する関係では恐れは消えない)②徹底した透明さと率直さ(参加を求め発言を歓迎する)③無知を恐れない(恥ずかしがらず発言に感謝する)この3つを意識することが実現するために起こすアクションと解説されていました。
実際にフィアレスな組織ってどんななの?
ここまで解説してきました恐れのない組織の具体的なチームについても著書では紹介しています。
<ピクサー>➡忌憚のない意見を監督に伝える仕組みを作る
①フィードバックは個人ではなくプロジェクトに ②強制はしない ③粗探しではなく共感から
<ブリッジ・ウォーター・アソシエイツ>➡批判的な意見も言える場の空気をつくる
①徹底した透明性と素直さ ②席を外している人については話してはいけない ③偏見のないコンフリクト(対立)を推奨
【まとめ】恐れのない組織はやっぱり大事!
ということで今回は『恐れのない組織「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』の著書について紹介してきました。
心理的安全性が高い組織と一言で言っても、具体的にどんな効果があるのかはわかりずらい部分がありますが、この著書では、成果が高いチームは様々な意見が交わされるチームであり、忌憚なく発言されていることが大切なことがわかりました。
ちなみにそんなチームは発言がすくないチームよりも失敗が多いという統計もでているそうで、隠蔽せずに失敗を認めることがその要因にあるそうです!
確かに失敗した時にすぐ報告しなきゃって思えるのは、安心して話しあえる仲間じゃないとうまれない心理ですね
ということで今回はここまで、、
山口でした