皆さん おはようございます。
今回も決算説明会の資料を詳しく紹介していきたいと思います。
第2弾ということで「2024年3月期(23年度通期計画)」を解説していきたいと思います。
前回もご紹介しましたが、毎回発表される決算情報につきましてはいくつか同じような資料がHP上にあがっています。どの資料を見ればいいんだい?と迷った方には、まず“2023年3月期(22年度)決算説明会要旨”のパワーポイントを見て頂けるとわかりやすいのでお勧めしています。
このあとの解説もそこに上がっている内容から抜粋していきますので、詳しいことが見たいなっと思ったらぜひ資料をダウンロードしていただけたらと思います。
詳しくはこちら⇒PowerPoint プレゼンテーション (irpocket.com)
2023年度はどんな感じなの?
まずは、すでにスタートしていますが2023年度はどんな事業環境になるのかを解説していきます。
全体的にはプラス与件としてインバウンドの回復傾向は続いていき、グループ全体の戦略によって日本人の売上も堅調に推移する見込みです。一方で物価上昇などによって経費が増えることが見込まれていて、構造改革による販管費削減との関係がどうなるかがポイントになりますね。

こうした環境与件や戦略を踏まえると今年度は統合後最高益となる350億円を計画していきます!
具体的な計数目標はどんな計画なの?
次に今年度の目標値についてみていきましょう。
先程の全体感も踏まえた目標値については、売上高は前年比104.6%と225億円上乗せした目標がたてられています。
また販売管理費は前年比103.5%と売上高が高まることによる経費増分を見越しており、営業利益については、350億円と前年比118.2%と53億円上乗せした目標がたてられています。

ここでポイント①
売上総利益が前年比105.0%と売上高の前年比よりも高い前年比を立てています。
いわゆる粗利になりますが、売上を高めることで粗利を高めていくことはもちろん、加えて利益率を高めていく必要があります。
ちなみに、かかった経費を販売管理費に計上するのか、粗利を計算する際の費用に計上するのかは、各社の事業特性により異なります。ですが「売上に対する利益がどのくらいでるのか」をより意識して取り組むことが求められていくわけです
ここでポイント②
売上高の前年比よりも販管費の前年比は抑える計画を立てています。
売上に連動して高まる費用についてはある程度織り込まないといけません。そのため売上高前年比と販管費前年比は同じような数値になるわけですが、今回の計画では販管費を約1%分(約25億円分)抑える計画が立てられています。
経費はどのくらいかかることを見越しているの?
では今年度の経費についてはどのような計画を立てているのでしょう?
前述しましたように、売上に連動してかかる経費とエネルギー価格などの値上げによる水光熱費増などを見込んで前年よりも90億円上乗せした計画が立てられています。

ここでポイント③
前年増減の内訳をみると、売上連動と物価上昇分で約90億円増加することが計画されています。さらに、新規の連結会社の経費分を加えると約120億円増加することになります。そのプラス分を、経費構造改革のさらなる推進によって40億円削減させることで最終的に90億円まで抑える計画になります。
つまり、営業利益目標を達成するためには、引き続き“百貨店の科学”による経費構造改革が必須になると言えます。日々の業務におきかえますと、現状の限られた要員体制の中で、効率的かつ生産性を意識した業務の進め方が求められていくと読み取れます。
事業ごとの内訳は?
最後に各事業での内訳になります。

ここでのポイント④
百貨店業:引き続き売上拡大と経費構造改革を進めることで240億円の営利を目指します
その他:調整額も含んだ計数にはなりますが、グループ連邦施策などで25億円の営利を目指します
今回の内容はいかがでしたでしょうか。
次回は決算説明の第三弾ということで「中期経営計画(22-24年度)の進捗」について取り上げていきたいと思います。
それでは~